Lesson1

本コースで学ぶこと

Lesson 1Chapter 1
学習の目標

このレッスンでは、身の回りにあるIT技術を再発見するところからはじめて、IT活用を学ぶ重要性、ならびに本コース全体の構成について確認します。本コースで目指すところと、構成について把握をして、先のレッスンに進みましょう。

本レッスンの主な内容

  • 身の回りにあるIT技術
  • IT活用を学ぶことがなぜ重要か
  • 本コースのゴール
  • 本コースについて

本レッスンのゴール

  • ビジネスパーソンに必要なITスキルを把握すること

本レッスンの前提条件

  • (なし)

Lesson 1Chapter 2
身の回りにあるIT技術

私たちの身の回りには、日常生活やビジネスシーンで自然に使われているさまざまなIT技術があります。IT技術と聞くと、パソコンにインストールされたソフトウェアや、スマートフォンのアプリなどが思い浮かぶでしょう。しかし、IT技術はそれだけではありません。家電、交通システム、店舗のレジや自動販売機、銀行のATM、さらにはオフィス内での業務支援ツールやクラウドサービスまで、私たちは気づかないうちに多くのIT技術に囲まれているのです。

こうしたIT技術は、コンピュータを内蔵した各種デバイス や、インターネットを通じて提供されるサービス によって実現されています。これらを支えるプログラムやシステムは、エンジニアやプログラマーなどの専門家たちが日々改良・開発を重ねており、私たちは彼らが作り上げたサービスや仕組みを当たり前のように利用しています。

ここでは、身近なIT技術のいくつかを取り上げ、どのようなものがどのような場面で役立っているのか、ビジネス目線も交えながら確認していきましょう。

Lesson 1Chapter 2.1
あらゆる業務で使われるパソコンとスマートフォン

パソコンスマートフォン は、ビジネスパーソンであれば誰もが使うツールといっても過言ではありません。オフィスの業務で利用するオフィススイート(Microsoft 365やGoogle Workspaceなど)や、顧客とのやりとりに使われるメールやWeb会議ツール(Teams、Zoom、Google Meetなど)、ファイル共有やオンラインストレージ(Google Drive、OneDrive、Dropboxなど)といったサービスは、すべてIT技術によって成り立っています。

特にスマートフォンは、外出先でも即座に情報を確認できるポータブルなコンピュータです。顧客訪問先で商談資料を呼び出したり、移動中に社内SNSで連絡事項を共有したりと、ビジネス活動を機動的かつ効率的にサポートしてくれます。

現代のビジネスツール

Lesson 1Chapter 2.2
インターネットとWebサービス

インターネットは、全世界のコンピュータがつながる巨大なネットワークであり、IT技術の土台といえる存在です。近年、インターネットの普及率(人口普及率)は80%を超えました。これからインターネットは、さらに高速化し、繋げやすくなることでしょう。

出典:インターネットの利用者数及び人口普及率の推移(総務省)

インターネットを介してアクセスできるWebサービスは、ビジネスに欠かせない情報収集や営業活動を支えています。

  • 検索エンジン(Google、Bingなど):ビジネス情報、マーケットデータ、競合分析、ニュースなど、あらゆる情報への入り口です。
  • クラウドサービス(AWS、Azure、GCPなど):サーバーやストレージ、データベースなどのIT基盤をインターネット越しに利用可能です。企業は自前でサーバールームを持たなくても、必要なときに必要なだけリソースを利用できます。
  • SaaS(Software as a Service)ツール:顧客管理(CRM)、販売管理、グループウェア、プロジェクト管理ツール(Trello、Asana、Notionなど)などがインターネット上で動くため、インストール不要で使いやすく、常に最新バージョンを利用できます。

これらは、場所や端末に依存しない柔軟な働き方を実現し、テレワークや海外拠点との連携をスムーズにします。

クラウドサービスの概念図

Lesson 1Chapter 2.3
ビジネスを取り巻く身近なITデバイス

IT技術は、パソコンやスマートフォンだけでなく、あらゆるモノに組み込まれています。

  • オフィス内の機器:複合機(コピー・スキャン・FAX一体型)は、組み込まれたコンピュータとプログラムによって、使用履歴管理、セキュアプリント(部外者による印刷防止)、クラウド上への自動スキャン保存などの高度な機能を提供します。
  • 店舗や施設の機器:スーパーやコンビニの自動レジ、交通機関の自動改札、銀行のATM、社食の食券販売機なども、すべて内部でプログラムが動く「コンピュータ」です。たとえば自動改札はICカードや切符の情報を瞬時に読み取り、正しい運賃を確認します。価格改定があれば、プログラム内のデータを書き換えるだけで対応可能です。このようにIT技術は業務効率化やコスト削減に大いに貢献しています。
  • IoTデバイス:モノがインターネットにつながる「IoT(Internet of Things)」は、物流倉庫の在庫管理、製造工場のライン監視、ビルメンテナンスの遠隔管理など、多くのビジネス領域で利用されています。例えば、温度や湿度、稼働状況を自動計測し、問題があればアラートを出す仕組みは、IT技術がもたらす効率的な運用の好例です。

ビジネスを支えるさまざまなITデバイス

Lesson 1Chapter 2.4
AI・ビッグデータ・クラウドの進化

近年、IT技術はAI(人工知能)ビッグデータ分析クラウドコンピューティングによってさらなる進化を遂げています。

  • AI活用:顧客サポートのチャットボット、需要予測や価格戦略へのAI分析、画像認識による製品検査自動化など、ビジネスのあらゆる場面でAIが利用されています。
  • ビッグデータ:大量の顧客行動ログや販売データを解析し、新たな市場ニーズを発掘したり、サービス改善に役立てたりします。
  • クラウドコンピューティング:柔軟なリソース確保により、新しいビジネスアイデアを素早く試すことが可能になり、スタートアップから大企業まで、迅速な事業展開をサポートしています。

Lesson 1Chapter 2.5
多様なIT技術が支える現代社会

私たちは、これらのIT技術を活用することで、効率的かつ戦略的なビジネス活動を行なえています。オフィスワークや営業活動、カスタマーサポート、物流、販売管理、マーケティング分析など、どの領域をとってもIT技術が不可欠な存在になりました。

一見難しく思えるIT技術も、その裏側では「どこに何があり、どのように接続され、どのようなプログラムが動いているか」という基本的な原理原則があります。それらを理解していくことで、ビジネスの現場でITを使いこなし、エンジニアとの円滑なコミュニケーションを行なえるようになっていくのです。

Lesson 1Chapter 3
IT活用を学ぶことがなぜ重要か

現代のビジネス環境は、IT(情報技術)の存在なくして成立しないほど、高度にデジタル化・ネットワーク化されています。パソコンやスマートフォン、クラウド、AIツールなどの普及によって、私たちは以前には考えられなかった速度と規模で情報を収集・分析し、業務を効率化できるようになりました。こうした変化は企業活動に大きな影響を与え、IT活用スキルの有無が個人や組織の競争力を左右する時代になっています。

ここでは、なぜビジネスパーソンにとってIT活用を学ぶことが重要なのか、その背景や社会的な変化を交えながら解説します。IT活用とは、単にパソコン操作やソフトウェアの利用方法を知るだけでなく、ITを用いて課題解決・価値創出を行なう能力を身につけることを意味します。

Lesson 1Chapter 3.1
IT活用は問題解決のための強力な武器

現代社会では、新製品開発、顧客データ分析、在庫管理の最適化、リモートワーク環境の整備など、さまざまなビジネス上の課題が存在します。これらの課題を効率的かつ継続的に解決するためには、ITを活用したアプローチが不可欠です。

たとえば、

  • 顧客関係管理(CRM)ツール を使えば、膨大な顧客データを体系的に整理し、顧客ニーズに合わせたプロモーション活動が可能になります。
  • クラウドサービス を活用すれば、場所を選ばず業務が行なえ、データ共有や在宅勤務が容易になります。
  • データ分析ツールBI(ビジネスインテリジェンス)ツール によって、販売履歴から需要予測を行ない、余剰在庫の削減や販売戦略の見直しが行なえます。
  • RPA(ロボティック・プロセス・オートメーション) によって、繰り返し発生する定型業務を自動化し、ヒューマンエラーを減らし、人的リソースをより創造的な業務へ振り向けることができます。

こうしたIT利用の先には、AIによる高度な意思決定支援や、IoTによるリアルタイムな情報収集・制御、クラウド技術によるグローバルな業務展開など、数え切れないほどの可能性が広がっています。

IT活用による問題解決サイクル(PDCA)

Lesson 1Chapter 3.2
ビジネス環境の急速な変化とIT人材不足

近年、世界的なデジタルトランスフォーメーション(DX)の潮流により、業界を問わずITリテラシーの高い人材が求められています。コロナ禍を経てリモートワークやオンライン商談が定着したことで、ITを活用した柔軟な働き方やサービス提供が標準となりつつあります。この変化は企業規模や業種を超え、地方企業やスタートアップ、NPO、行政機関にまで及んでいます。

しかし、ITリテラシーを持つ人材は全世界的に不足傾向にあります。日本国内でも、総務省や経済産業省の調査により、IT人材の不足が継続的な課題とされており、今後も需要は増加すると予想されています。特に、クラウドエンジニアやデータサイエンティスト、AI活用に長けた人材は引く手あまたです。

個々のビジネスパーソンにとって、IT活用スキルを身につけておくことは、キャリア形成上も大きなアドバンテージになります。「自分はエンジニアではないから」と敬遠してしまうと、環境の変化に適応しにくくなり、組織や市場での自分の価値を十分に発揮できません。IT活用は、エンジニアだけの仕事ではなく、すべての職種が関わるべき領域なのです。

Lesson 1Chapter 3.3
国際的なIT教育の拡大とビジネスのグローバル化

世界各国でIT教育が拡大し、ITを用いたビジネスモデルは国境を超えて普及しています。日本でも小学校段階からプログラミング教育が必修化され、若い世代はデジタルツールに慣れ親しんで育っています。グローバル競争のなかで企業が生き残るためには、こうした若いITリテラシー世代を取り込み、全社員がIT活用の基礎スキルを備える必要があります。

IT活用スキルは言語の壁を越え、世界中で共通に通用するスキルセットです。オンライン会議やコラボレーションツールによって、国を跨いだプロジェクトチームが簡単に組成される時代、ITの知見は新しい市場参入や海外企業との取引でも重要な役割を果たします。

グローバルなIT活用

Lesson 1Chapter 3.4
IT活用で広がる可能性

IT活用は単なる業務効率化にとどまりません。新たな価値創造を生み出し、世界中にアイデアやサービスを発信することが可能になります。たとえば、

  • 新たなビジネスモデル(サブスクリプションサービス、オンデマンド配送、新規Webアプリの開発)を迅速に試せます。
  • データ分析を基軸とした経営判断により、市場の変化に柔軟に対応できます。
  • AIチャットボットや自動翻訳ツールを活用すれば、顧客コミュニケーションの新たなスタイルを確立できます。

このように、ITを使いこなすことは、個人のスキルアップやキャリアアップに直結するだけでなく、組織が持続的に成長するための原動力にもなっているのです。

IT活用を学ぶことは、変化の激しいビジネス社会を生き抜くための基本的な素養となっています。ITを用いた問題解決、戦略立案、新規事業創出、グローバルなコラボレーションなど、あらゆる局面でその意義が増し続けている今、IT活用スキルはすべてのビジネスパーソンが身につけるべき必須能力といえるでしょう。

Lesson 1Chapter 4
本コースのゴール

本コースのゴールは、「ビジネスパーソンに必要なIT活用の本格的なスキル」を身につけることです。

Lesson 1Chapter 5
本コースについて

本コースのレッスン構成について、まとめます。

Lesson 1Chapter 5.1
本コースのレッスン構成

# レッスン名
0 事前準備
1 本コースで学ぶこと
2 コンピュータと情報処理
3 ネットワークとインターネットの仕組み
4 情報セキュリティ
5 アルゴリズムとプログラミング
6 データベース
7 クラウド
8 これからのテクノロジー
9 システム開発の流れ
10 DXと業務改革
11 ITとビジネス戦略
12 付録:プログラミング入門(Python)
13 付録:プログラミング入門(HTML、CSS
14 付録:ブログサイトを作ってみよう

本コースは大きく2つに分けられます。前半はITテクノロジーの基礎ついて学びます。後半では、その基礎知識を活かして、システム開発におけるビジネスパーソンの役割など、ビジネスとITとの関係について理解を深めます。これにより、ビジネスパーソンに必要なIT活用の本格的なスキルを身につけます。

  • ITテクノロジーの基礎: レッスン2~8
  • ビジネスとIT: レッスン9~11

また付録として、よりスキルを高めたい方のために、プログラミング入門やクラウドサービスを活用したブログサイトの構築のレッスンも用意しています。

レッスン2以降の各レッスンを簡単に解説しておきます。

レッスン2: コンピュータと情報処理

コンピュータの基本的な構成要素(ハードウェア、ソフトウェア)や、それぞれの役割について学びます。

レッスン3: ネットワークとインターネットの仕組み

ネットワークの基礎となる技術(TCP/IP、HTTP、DNS)について理解し、インターネットがどのように機能しているかを学びます。

レッスン4: 情報セキュリティ

情報の安全を守るための基本的な概念や技術、リスク管理やセキュリティ対策について学びます。

レッスン5: アルゴリズムとプログラミング

プログラミングとは何か、プログラミング言語の概要、アルゴリズムの基礎、システムと情報処理の関係について学びます。

レッスン6: データベース

データベースの基本的な概念、データの管理方法、リレーショナルデータベースなどについて学びます。

レッスン7: クラウド

クラウドコンピューティングの基本概念、サービスモデル(SaaS、PaaS、IaaS)、クラウドの利点や活用方法について学びます。

レッスン8: これからのテクノロジー

AI、ビッグデータ、IoTなどの最新技術について学び、これらがビジネスにどのように応用されるかを考察します。

レッスン9: システム開発の流れ

ウォーターフォールとアジャイル開発の比較、システム開発の流れ、プロジェクト管理の方法について学びます。

レッスン10: DXと業務改革

DXとは何か、必要性や進め方のステップ、進めるうえでのポイントについて説明します。

レッスン11: ITとビジネス戦略

ITを活用したビジネス戦略の立案方法について学びます。SWOT分析やバリューチェーン分析を通じて、経営課題を明確化し、ITを活用した解決策を検討するプロセスを理解します。また、マーケティングやKPI設定、情報システム戦略の構築方法を具体例とともに学ぶことで、ITの役割を経営の視点で考えられる力を養います。

レッスン12: 付録:プログラミング入門(Python)

プログラミング入門として、Pythonの基本を説明します。

レッスン13: 付録:プログラミング入門(HTML、CSS)

プログラミング入門として、HTMLやCSSの基本を説明します。

レッスン14: 付録:ブログサイトを作ってみよう

クラウドを使った演習として、ブログサイトの構築に取り組みます。

Lesson 1Chapter 5.2
本コースのレッスンの進め方

順番に進める

すべてのレッスンは、ゴールに向けて順を追って配置されていますので、順番どおりに進めてください。

レッスンの内容がわからないときに行なうこと

レッスンの内容が理解できないときには、下記のいずれかの方法で解決につなげてください。

  • レッスンを何度か読み返して調べてみる
  • 必要に応じて前のレッスンに戻って調べてみる
  • メンターに質問をする

課題に取り組んで理解度をチェックする

各レッスンにはいくつか課題を設けており、課題に取り組んでいただくことで、理解度をチェックできる構成になっています。各レッスンでの理解が浅いと課題ができないこともあるので、レッスンの内容をしっかりと理解しながら進めるようにしましょう。

課題へ取り組むうえでの考え方やコツ

ここでは、課題へ取り組むうえでの考え方やコツをご紹介します。

  1. 課題の目的を知る
  2. 成果物(ゴール)をイメージする
  3. 成果物に対する現状のギャップ(不足している要素)を考える
  4. 少しずつ作成する
  5. 提出する前に全体を見直す
1. 課題の目的を知る

カリキュラムで用意している課題の目的は、それぞれ、以下の2つのどちらかです。

(1)ここまでの理解度を確かめる
(2)応用力を身につける

【(1)ここまでの理解度を確かめる】

ほとんどの課題は、その課題のあるレッスンで学習した内容について、どれくらい理解できているか確かめることを目的としています。この目的の課題では、カリキュラムで説明していない内容が必要になることは、ありません。

【(2)応用力を身につける】

とくに後半のレッスンの課題は、その課題のあるレッスンだけでなく、その前までのレッスンで学習した複数の知識や技術も活用しなければ合格できない課題となっています。課題によっては、プラスαの知識をGoogleなどで検索して調べながら取り組む必要があります。

2. 成果物(ゴール)をイメージする

実際に課題へ取り組むうえで最初にするべきことは、課題の説明文をよく読んで 「最終的にどのような完成品を作ればよいか」 をイメージすることです。最終的に作り上げたものを成果物と言います。

成果物は、画面に文章を表示するプログラムやWebアプリ、デザインされたWebページ、レポート形式のドキュメント等さまざまです。課題の説明で事細かに成果物の仕様を述べている場合もあれば、作り方は自由としている場合もあります。

いずれにせよ、完成形がわからなければ、取り組みようがありません。成果物(ゴール)をイメージすることが第一歩です。

3. 成果物に対する現状のギャップ(不足している要素)を考える

成果物(ゴール)をイメージできたら、現状(スタート地点)と成果物を比較して 「何が不足しているか」 を考えます。この「不足している要素」を、課題へ取り組む中で作成すれば良いのです。スタートとゴールの差のことを ギャップ とも言います。

課題には、ひな形(途中まで作成しているもの)に追記して完成させる課題もあれば、ゼロからすべて自力で作成する課題もあります。どちらの場合でも、スタートとゴールのギャップを考えることで、取り組み方の方針が見えてきます。

4. 少しずつ作成する

あとは、ゴールに向かって成果物を作成していくだけです。

とはいえ、上から下へ一方通行で進めれば成果物が作れる課題もありますが、ある程度の規模の成果物を作る課題の場合、一方通行で一気に作れるものではありません。不足している要素(課題のなかで作るべき要素)を複数の部分に分けて、少しずつ作成する 方法をとると、取り組みやすくなります。

少しずつ作成する一例を下記に示します。現時点で未学習の言葉を使っていますので、今は軽く読み進め、学習がある程度進んでから見返してみてください。

【例:プログラムのなかで独自の関数(引数をもつもの)を作成】

  1. 関数の定義を記述
  2. 関数の中に「OK」などの適当な文字列を表示する命令1つだけを記述
  3. その関数を実行し、指定した文字列が表示されるかを確認
    ※問題なく表示されれば、関数の用意の仕方には問題ないことがわかる
  4. 関数の定義の中に引数を追加
  5. 受け取った引数の値を表示する命令を、関数の中に記述
  6. 適当な値を引数に追記して、その関数を実行し、引数に指定した値が表示されるかを確認
    ※問題なく表示されれば、引数の使い方には問題ないことがわかる
  7. 2や5で記述した命令を削除し、成果物として必要な処理を関数の中に記述
  8. 関数を実行して動作を確認
5. 提出する前に全体を見直す

最後の部分が完成したら、すぐ提出する、というのはやめましょう。誤字脱字など、さまざまな要因によって、プログラムが正常に動作しなかったり、デザインが崩れたりするのは良くある話です。そのような状態のまま成果物を提出しても、再提出の判定となってしまいます。

提出する前に、当初想定していたゴールのイメージどおりになっているかをチェックしましょう。

こちらの内容は、以下のWebページにも記載しています。いつでも閲覧できるよう、ブックマークへの追加をおススメします。

課題へ取り組む上での考え方やコツ(クリックすると新しいタブで開きます)

手でプログラミングする

本コースでは、実践を重要視しています。実践してみて、はじめて気づくことも多いはずです。プログラミングやその思考方法は、実践のなかで身につきます。サンプルコードや配布教材があっても、キーボードで実際にプログラミングしながら進めてください。

メンターのサポートを受ける

最後に、優秀なメンターが待機していることを忘れないでください。メンターの方々は多くの現場で活躍し、プログラミングでサービスや製品を作り上げてきた本物の人たちです。今までプログラミングをはじめてみては挫折した人も、現場のプロがいつでもサポートしてくれるテックアカデミーの環境で、学習をやりきりましょう。

本コースを終えたとき、今とは違う自分になれるよう、がんばってください!

Lesson 1Chapter 6
まとめ

このレッスンでは、私たちが日々利用するさまざまなサービスや機器にIT技術が組み込まれていることを学んだうえで、本コースを通じて身につけるべきスキルや、学習のゴールを確認しました。

私たちの身の回りでは、パソコンやスマートフォン、クラウド、Webサービス、さらにはオフィスの複合機や自動改札機、IoT機器など、ビジネスや日常生活のあらゆる場面でITが活躍していることがわかりました。

また、こうしたIT技術の普及は今後も衰えるどころか、AIやビッグデータ、IoT、AR、VRといった先進技術の進展によって加速していくことが予想されます。そして、国内外でIT人材の不足が課題となる中、ITを活用できることはビジネスパーソンにとって必須の素養となりつつあります。IT活用スキルを身につければ、新しい働き方やビジネスモデルへの対応がしやすくなり、エンジニアや専門家とのコミュニケーションも円滑になるでしょう。

本コースの学習を通して、これらのIT基礎スキルや考え方を身につけ、変化し続けるテクノロジーの世界で自信をもって行動できる人材を目指していきましょう。

このレッスンで学んだこと

このレッスンで学んだことを振り返り、理解度を確認しましょう。

  • 身近なIT技術が、日常やビジネスで幅広く活用されている
  • インターネットやクラウドサービスによって、グローバルで柔軟なビジネス環境が実現している
  • パソコンやスマートフォン、各種ツール(メール、Web会議、ファイル共有)が業務効率化を支えている
  • 店舗や交通機関、オフィス機器にもコンピュータやプログラムが組み込まれ、効率化・コスト削減に貢献している
  • AIやビッグデータ、IoT、クラウドの進化により、IT活用が競争力の源泉となっている
  • IT活用スキルは、問題解決力・価値創造力を高め、ビジネス環境の急速な変化へ適応するために必須である
  • IT人材不足が世界的な課題であり、エンジニア以外のビジネスパーソンにもITリテラシーが求められている
  • 本コースのゴールは「ビジネスパーソンに必要なIT活用の本格的なスキル」を身につけること
  • 本コースの構成は、ITテクノロジーの基礎知識習得(レッスン2~8)から、ビジネス戦略へのIT活用までを学ぶ(レッスン9~11)二段構成